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京セラドキュメントソリューションズグループの環境経営
京セラグループは、創業以来、「敬天愛人」の社是のもと、「社会との共生」、「世界との共生」、そして「自然との共生」という3つの「共生(LIVING TOGETHER)」をすべての企業活動の基本に置き、エコロジー(環境性)とエコノミー(経済性)の両立を追求しながら持続的な発展をめざす「環境経営」にグループを挙げて取り組んでいます。京セラドキュメントソリューションズは環境マネジメントシステムの運用を通じ、「京セラグループ環境安全方針」に基づいた環境経営を実施しています。
京セラドキュメントソリューションズ環境方針
- 1法令およびその他事項の順守
- 環境に関する法令、当社の同意した事項および自主基準を順守します。
- 2地球環境に貢献する商品の提供
- 地球環境の改善に貢献する商品や、製品のライフサイクルを通して環境負荷を低減した商品の研究・開発および普及・拡大をはかります。
- 3持続可能な社会への貢献
- バリューチェーン全体で温室効果ガス排出量を抑制し、脱炭素社会への実現に貢献します。
- 環境負荷の少ない資源の調達、新規資源投入量や廃棄物排出量の最小化に努め、持続可能な資源の利用をはかります。
- すべての工程における化学物質の適正管理により、環境汚染の防止に努めます。
- 自然環境への負荷を極小化し、守り育てることにより、生物多様性保全を促進します。
- 4ステークホルダーコミュニケーションの実施
- さまざまなステークホルダーとコミュニケーションをはかるとともに、社会貢献活動への参画・支援を行います。
- 5環境マネジメントシステムの運用
- 事業活動にあたり、マネジメントシステムの運用を通じて、経営理念を基本とした環境に関する取り組みを積極的に推進し、環境パフォーマンスの継続的な改善を行います。
2020年度の取り組みと実績
1. 2020年度 各拠点のCO2排出量※
※ 電力由来CO2排出量
●各拠点の年度別CO2排出量合計
2. 2020年度 各拠点の電気使用量・産業廃棄物排出量
日本 | 中国工場 | ベトナム 工場 |
アメリカ 地域 |
ヨーロッパ 地域 |
グループ 合計 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
電気使用量 (kWh) |
51,741,372 | 38,206,519 | 9,863,346 | 4,065,001 | 3,010,838 | 106,887,076 |
産業廃棄物排出量 (kg) |
578,338 | 427,777 | 782,434 | 34,131 | 65,565 | 1,888,245 |
3. グローバル統合 EMS※ 2020年度の環境保護活動実績
項目 | 2020年度目標 | 2020年度実績 |
結果 |
|
---|---|---|---|---|
エネルギー使用量(原油換算量) |
トナー生産量原単位前年度比2.0%削減 |
![]() |
1.8%削減 |
省エネ施策実施遅れにより未達成 |
温室効果ガス排出量 |
前年度から671[t-CO2] 削減 |
![]() |
142[t-CO2] 削減 |
省エネ施策実施遅れにより未達成 |
産業廃棄物排出量 |
トナー生産量原単位前年度比1.0%削減 |
![]() |
17.6%削減 |
設備の運転効率化により廃水量削減 |
水使用量 |
トナー生産量原単位前年度比1.0%削減 |
![]() |
5.1%削減 |
廃液再利用により削減 |
生物多様性保全 |
生物多様性に関する行動計画を立案し活動を実施する。 |
![]() |
8施策実施 |
ビオトープ再生活動への参画など |
プラスチックの削減 |
プラスチックの削減対策に関する行動計画を立案し活動を実施する。 |
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5施策実施 |
浄水器導入/マイボトル推奨によりペットボトル削減 |
※ 環境マネジメントシステム:対象範囲は、本社・枚方工場・玉城工場・京セラドキュメントソリューションズ 大阪本社・中国工場・ベトナム工場
グローバル統合EMS 2021年度の環境目標
環境方針を基に、毎年目標を設定し、環境経営に取り組んでいます。
項目 | 2021年度目標 |
---|---|
エネルギー使用量・CO2排出量の削減 | エネルギー使用量の原単位を前年度比2%以上改善する。 |
CO2排出量を京セラドキュメントソリューションズグループ合計で244[t]の削減対策を実施する。 | |
産業廃棄物排出量の削減 | 産業廃棄物排出量の前年度原単位1%相当の削減対策を実施する。 |
水使用量の削減 | 水使用量の前年度原単位1%相当の削減対策を実施する。 |
自然環境の負荷の極小化 | プラスチックの削減を実施する。 |
飲食で使用するプラスチック類の削減を実施する。 |
地球温暖化対策の国際的枠組みを定めたパリ協定の目標に基づき、CO2排出量削減の長期目標を2018年に設定(2℃水準)。2021年にはこの長期目標を2030年度46%削減(2019年度比)に更新(1.5℃水準)し、目標達成に向けて省エネ設備の更新や再生可能エネルギーの活用を進めています。
● CO2排出量削減 長期目標
※ 目標の対象範囲は、京セラドキュメントソリューションズ国内グループ(販売・サービス拠点除く)のみ。また、本目標では、電気使用に伴う温室効果ガスだけでなく、ガス使用に伴う温室効果ガスも対象範囲とする。
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