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生き生きと働ける職場づくり
経営理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。」の実現のため、全ての社員がやりがいや充実感を感じながら生き生きと働くことができる職場づくりをめざしています。また、「京セラグループCSR指針」に従い、職場内における各種ハラスメントの防止にも努めています。
基本的な考え方
経営理念を実現するために、
- 1価値観の多様化、高齢化といった社会環境の変化への対応
- 2雇用の流動化や企業活動のグローバル化といった労働環境の変化への対応
- 3それぞれの国の特性や生活文化を常に意識しながら、変化に適切かつ迅速に対応することのできる人事制度の構築
の三つを基本的な考え方として施策を展開しています。
人権に関する取り組み
京セラグループは、人権・労働・環境・腐敗防止についての10原則を定めた国連グローバル・コンパクトの主旨に賛同し参加しています。また、「京セラグループ人権方針」を定め、強制労働や児童労働、性別・年齢・思想信条・国籍・身体的特徴などによる差別的行為を禁止しているほか、職場内におけるパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントの防止に努めています。
強制労働の禁止
京セラグループでは、「京セラグループ人権方針」や「京セラサプライチェーンCSR 調達ガイドライン」の中で、奴隷や人身売買を含めたすべての強制労働、児童労働を禁止しており、グループ全社およびサプライチェーンにおいても、これらの順守を求めています。
ハラスメントの防止
職場でのセクシュアルハラスメントやパワーハラスメントなどのハラスメントは、社員の人格そのものを否定する重大な人権侵害行為であり、社会的にも絶対に許されるものではありません。当社では、人権啓発活動の一環として、あらゆるハラスメントの禁止事項を就業規則にて明確にするとともに、全社員および管理者向けにeラーニングによる社内教育訓練を継続しています。また、事業所ごとに社員相談窓口を設置し、いつでも誰でも気兼ねなく相談できる体制を維持しています。
ダイバーシティ推進プロジェクト
年齢、性別、国籍、文化など多様な背景を持つ社員が各自の持てる力をフルに発揮して組織に貢献できるような環境づくりを目指しています。その取り組みとして、2014年8月に「Colorful Project」を立ち上げました。このプロジェクトは、発足当初は女性活躍推進をメインとして活動していましたが、現在は女性だけではなく、多様な人材が活躍できる、Diversity & Inclusion(D&I)へ軸足を移しています。プロジェクトのメンバーも女性だけではなく、男性・外国籍・障がい者・シニア・若手など、年齢、国籍の異なる社員で構成し、さらに活動の幅を広げています。これまでの成果として、全社員向けにDiversity & Inclusionをより深く理解するためのeラーニングの実施や、ワーキングママ・パパ、外国籍、障がい者などの各立場の方々が集まり、同じ立場だからこそ知っている情報の交換や会社でチャレンジしたいこと、それぞれが抱えている悩みなどを共有するワークショップを開催しました。参加者からも知識や視野を広げて前向きな気持ちになれた、という意見があり、部署・世代を超えたネットワークの広がりが進んでいます。
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