紙文書の電子化をより身近なものにするスキャナ機能拡張ソフト「ピンポイントスキャン」を新発売
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社(社長:薄田 敏行)は、京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:九鬼 隆)製複合機用の拡張ソフト「ピンポイントスキャン(Pin Point Scan)」を2月上旬より発売します。
急速に発展する情報通信技術(IT)によって、働き方や社会のルールは大きく変革しています。そこで京セラは、情報機器のより幅広い活用を通じた新たな働き方の創造を目指し、様々な製品の提供に挑戦してきました。そして、これからも働き方の変化に貢献するために製品をカスタマイズして拡張できるソリューションを提供してまいります。
本製品は、京セラ複合機の標準スキャン機能をPINコード認証方式に拡張することで、「IT管理者の負荷軽減」、「業務の効率化」、「セキュリティー対策」を実現するスキャンソリューションです。京セラが培ってきた長寿命技術は、良いものをより長く使うハードウェアを提供する一方、時代の流れに柔軟に適応する機能拡張性を実現するための、独自のソフトウェアプラットフォーム「HyPAS*」を搭載しています。このHyPAS技術を活かしたピンポイントスキャンは、紙文書の電子化のニーズが高いお客様のスキャン業務に関する課題を解決できるだけでなく、紙文書の削減のためのスキャナ利用の促進にご活用いただけるものと考えております。(* HyPAS:Hybrid Platform for Advanced Solutions)
製品名 | 希望小売価格(税別) | 発売日 |
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ピンポイントスキャン | オープン※ | 2017年2月上旬 |
- ※オプション、設置費用、保守料金等は価格に含まれておりません。
- *ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点のものです。
「ピンポイントスキャン」の特徴
- [1]PINコードを使用した宛先PCとの自動接続によって実現するシンプルなスキャン操作
- [2]複合機の機能を拡張するHyPASアプリケーションとPCクライアントソフトによる簡単なセットアップ
- [3]仕分け作業を不要にするダイレクト送信
- [4]定型スキャン業務に最適なスキャン条件(読み取り設定、ファイル名の命名規則)のメモリー機能
- [5]スキャン後のワークフローをシームレスにするメーラーソフトおよびビューワー・編集ソフトウェアとの連携
- [6]保存先フォルダーのネットワーク共有が不要なスキャンデータ送信
- [7]スキャンデータを複合機のハードディスクに残さない安全なデータ管理
[1]PINコードを使用した宛先PCとの自動接続によって実現するシンプルなスキャン操作
複合機の操作パネルからPINコードを入力するだけのシンプルな操作で、送信先PCと接続します。
複合機のアドレス帳に宛先登録をしなくてもスキャンをすることができるので、誰でもすぐにスキャン機能を使えるようになり、用紙の削減を目指す文書の電子化を推進することができます。
[2]複合機の機能を拡張するHyPASアプリケーションとPCクライアントソフトによる簡単なセットアップ
複合機にインストールしたHyPASアプリはメンテナンスフリー。PCクライアントソフトを各自のPCにインストールするだけで、すぐに運用環境を構築する事ができるだけでなく、例えば出先の複合機でも、同じ使い勝手でスキャンデータの取り込みを行なえます。
[3]仕分け作業を不要にするダイレクト送信
接続先PCのフォルダー構造が複合機の操作パネルに同期します。
さらに、操作パネルから直接フォルダー階層を辿って送信先を指定することができるので、今までにない直感的な操作で、スキャン後にPC上でデータの保存先を変える作業を不要にできます。
[4]定型スキャン業務に最適なスキャン条件(読み取り設定、ファイル名の命名規則)のメモリー機能
解像度やファイルタイプなどの詳細なスキャン設定や保存ファイル名を固定し、ワンタッチボタンとしていくつでも記憶させることができます。定型的なスキャン業務も、複合機からのワンタッチで作業完了させることができ、業務効率が大幅に向上します。
[5]スキャン後のワークフローをシームレスにするメーラーソフトおよびビューワー・編集ソフトウェア との連携
スキャンした後のデータをどうするか? メールの新規送信文書に添付したり、加工する編集ソフトを立ち上げたり、といった後工程のことも考えたワークフロー設計で、仕事の流れがさらにスムーズになります。
[6]保存先フォルダーのネットワーク共有が不要なスキャンデータ送信
複合機のHyPASアプリとPCクライアントソフトによるハイブリッド接続なので、セキュリティポリシーとして共有フォルダーの運用を禁止している企業でも安心して使えます。
[7]スキャンデータを複合機のハードディスクに残さない安全なデータ管理
複合機のハードディスクにデータを残さない、複合機からPCへのダイレクト送信なので、情報の流出に敏感な企業や、第三者に複合機を使っていただくサービスを提供する企業でも、安全に運用する事ができます。
関連情報
本件に関する問い合わせ先
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京セラドキュメントソリューションズ株式会社 経営企画統括部 企業広報課
- ※ニュースリリースに掲載されている情報は発表日現在のものです。
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