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多種多様な人材活用
京セラフィロソフィの理解・実践と、業務を遂行するうえでの専門的な知識・技術の両面で能力向上をはかることを目的とした社員教育を実施し、経営理念の実現に貢献する有為な社員の育成に努めています。
教育の目的・体系
目的
- 1京セラフィロソフィの浸透による高い人間性を備えた人材の育成
- 2高度なマネジメント能力を備えた人材の育成
- 3高度な専門知識と高い技術力を備えたプロフェッショナルな人材の育成
- 4業務遂行に必要な基礎知識・技能を習得した人材の育成
- 5グローバルに展開する事業を支える人材の育成
教育体系
上記の教育目的に沿って、以下の4つの分野を教育の柱としています。
- フィロソフィ教育
- マネジメント教育
- 技術・技能教育
- グローバル教育
これらの教育を適切に実施することにより、経営理念の実現と事業のさらなる発展に貢献する人材の育成を目指しています。特に、経営の根幹である京セラフィロソフィの本質、内容、価値観を正しく理解し実践を促すための「フィロソフィ教育」に力を入れています。
フィロソフィ教育

(写真は、新型コロナウイルス
感染症の感染拡大前に撮影さ
れたものです。)

(写真は、新型コロナウイルス
感染症の感染拡大前に撮影さ
れたものです。)
京セラフィロソフィが社員一人一人に浸透し、体得・体現していくためには、繰り返し京セラフィロソフィを学ぶ機会を設けることが重要であると考え、フィロソフィ教育を毎年継続しており、2020年度は、559名の責任者を対象にした全社フィロソフィ教育を実施しました。各職場においては、フィロソフィ手帳の輪読や稲盛デジタル図書館※を活用した学習を通してフィロソフィの浸透をはかっており、毎年募集するフィロソフィ論文では多くの社員が自らのフィロソフィ実体験を論文にまとめて応募しています。さらに、関連会社の経営幹部社員を対象に、健全で、収益性の高い経営の実現を目的に、フィロソフィをベースとしたマネジメント教育としてGM(General Manager)セミナーおよび管理部門の責任者セミナーを定期的に開催しています。また京セラグループ横断での取り組みとしての、米州、欧州、アジア・オセアニア、中国の各地域ごとに行われるグローバルフィロソフィセミナーへ、毎年選抜された幹部社員を派遣することで、京セラのトップマネジメントから直接薫陶を受けるとともに、グループ内関連会社の多くの社員との相互啓発を行うことで、京セラフィロソフィの理解を深める場としています。
※ 京セラ創業者の稲盛和夫の講話をPCやスマホ、タブレットで視聴できる会員制サービス
マネジメント教育
マネジメント教育として職能資格制度に基づく昇格者に対し行う階層別研修と、組織の新任管理者に対する役割別研修を行っています。階層別研修では、中堅社員、ミドルマネジメント、それぞれに求められる対人関係力や、影響力、組織活性力、成果管理力などを高めることを目的とした教育を行っています。
役割別研修では、リーダーシップに関する知識と合わせ、人事考課や労務管理の事例を踏まえての実務知識を学ぶステージと、コーチングスキルをベースとしたコミュニケーション力を向上させることでさらなる管理能力向上を図るステージの2段階で教育を実施しています。
技術・技能教育
社員の業務における専門能力や現場力、業務遂行力を培うことを目的として、通信教育機関と連携して、約230講座の受講機会を設けており、毎年多くの社員が受講しています。
グローバル教育
売上の約9割を海外向け販売が占める当社において、グローバル人材の育成は必要不可欠なタスクとなっており、その基本としての英語教育に力を入れています。eラーニングやスマートフォンアプリを活用した通信教育での底上げに加え、特に業務上英語を必要とする社員を対象としたTOEICスコア別のクラス編成によるオンライン英会話研修などを展開しています。合わせて、海外赴任が決まった社員に向けては、新任地での生活や業務が円滑に行えるよう、海外赴任前研修を行っています。
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