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製品開発―エコシスコンセプト

ECOSYSコンセプト

 複合機・プリンターの部品を極限まで長寿命化し、部品や消耗品の交換・廃棄を少なくすることで環境負担を小さくするEcology。それと共に経済的なメリットを お客さまに提供するEconomy。環境性-Ecologyと経済性-Economyを両立させる京セラ独自の技術開発コンセプト、それがECOSYSコンセプトです。
 1992年、初代ECOSYSプリンター「ECOSYS FS-1500」の開発着手以来、市場の変化に追従しながら 改善改良を積み重ねて技術を磨き、四半世紀にわたりコンセプトを守り続けてきました。 現在もさらなる長寿命技術開発を進め、複合機・プリンター本体の製品寿命に達するまで廃棄物を発生させない究極のEco-リデュース ゼロを目指し、SDGs、カーボンニュートラルを体現する京セラドキュメントソリューションズのコンセプトとして今後も開発を進めてまいります。

●ECOSYS進化の歴史

エコシスコンセプトの特徴

環境配慮設計

 部品の交換や廃棄を低減する長寿命設計や、リデュース・リユースやリサイクルに配慮した3R設計、温室効果ガスの排出を抑制する低消費電力設計、製品に含有するおそれのある特定化学物質の排除などさまざまな側面で環境に配慮した設計に取り組んでいます。

環境配慮アセスメント

 設計段階においては、新製品の開発初期の段階から、それぞれの開発ステップにおいて「環境配慮設計基準」に基づく設計を行い、「環境配慮設計チェックシート」などをもとに環境配慮設計がなされているかを評価し、製品開発に取り組んでいます。
 これらのチェックシートには、従来製品から、どれくらい部品点数や製品重量を削減できているか、リサイクル時の分解や素材ごとの分別のしやすさ、部品製造時や製品組立時、環境への負荷低減に寄与する設計目標など、さまざまな項目について数値化し評価しています。

●環境配慮アセスメントの評価項目

  1. 1. 長寿命化設計
  2. 2. 省資源・省エネルギー設計
  3. 3. 3R設計
  4. 4. 分解・分離・分別容易化設計
  5. 5. 有害化学物質の排除

 これらの基準や仕様書の順守、アセスメントの実施によって、環境配慮製品の開発を推進するとともに、さらに製品設計だけでなく、製品の梱包や物流の面においても、絶えず環境配慮の取り組みを継続しています。 

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