PEOPLE

PEOPLE 07

新規事業への果敢な挑戦が始まった。 「ECM」ソリューションを世界市場へ。 新規事業への果敢な挑戦が始まった。「ECM」ソリューションを世界市場へ。

PROFILE

ビジネスソリューション事業本部 BS開発統括部
2019年入社
システム工学研究科 システム工学専攻修了

就職活動  入社動機

重視したのは成長できる環境かどうか。
当社はチャレンジすることで成長できる場。

大学院ではソフトウェア開発をはじめ広く情報学を学び、最終的にはビッグデータの解析に取り組みました。就職に際して考えたのは、大学で学んだ知見を活かしたモノづくりを仕事にしたいということでした。特に業界は絞っていませんでしたが、重視していたのは「自分自身が成長できる環境で働けるかどうか」という点です。当社は説明会で海外での活動範囲が広く、グローバルに活躍できるチャンスがあることに魅力を感じました。さらに、社員の方々から話を聞く中で、若手の社員に仕事を任せるなどチャレンジを促す環境があること、クラウドやAI/IoTなどの新しい技術や新規事業に積極的に取り組んでいることなど「成長できる環境」であると感じて入社を決めました。事実、私が現在担当している「ECM※」は、当社の中でも新しい事業であり、私のような若手が中心となって推進しています。「日々チャレンジ」を実感する中で、確かな成長の手応えを感じています。

※ECM……Enterprise Contents Managementの略で、紙文書をはじめ、画像、動画、音声といった企業で扱うあらゆるデータの効率的な管理・利用を可能にし、企業の生産性を高めるソリューションの総称。

仕事内容   やりがい

コンテンツの効率的管理・利用を
実現する「ECM」。
本格的な市場導入に向けて
取り組んだ「PoC開発」。

当社がM&Aでグループに迎えた海外を拠点としている企業が、ECM商材のカスタマイズ案件開発を担当しています。デジタルコンテンツの増加やグローバル化でECMの重要性は増しています。当社は新たな事業として、このECMへの挑戦を開始しました。ECMはテンプレートとなっている一定のフレームワークがありますが、その活用法は顧客ニーズによって多彩であり、ニーズに応じたカスタマイズが必要となります。実際に市場に導入するにあたって、私が最近担当したのが社内導入プロジェクトです。いわゆるPoC(Proof of Concept)開発と呼ばれるもので、実現可能性を検証する取り組みでした。開発のポイントとなったのは、アカウント申請、内容確認、承認といったワークフローを自動化する点です。また、ユーザー(社内)に商材への理解を求めることにも注力しました。ユーザーの要望に合わせて提案したものをチーム一丸となって取り組み、無事リリースできたときはやりがいを感じましたね。現在、外部顧客へ向けた本格導入の検討を進めています。

京セラドキュメントソリューションズで得た

新しい技術をキャッチアップできるスキルと知識。
習得した課題解決に向けた「深掘り」の方法論。

「ECM」という新しい商材の知見を得たこと、それをカスタマイズする技術を吸収したことは、今後の事業推進の武器になると思っています。ECMはさらに進化していくと思いますが、新しい技術を身に付けることができました。また今回のPoC開発では、要件定義から開発、そして評価まで、一連の流れを経験することができました。その過程で実感したことは、顧客の課題を解決するために「深掘り」することの重要性です。具体的には、業務の一つ一つに目的意識を持って取り組むことで、何のためにその業務をやるのかを明らかにし、仕事を一つ一つのタスクに分割することで、課題解決に必要なもの、やるべきことが明確になってきます。このように、自分なりの課題解決スキルを吸収できたと感じています。加えて、ECM商材への理解が浸透しない中でのPoC開発だったため、ユーザートレーニングも担当し、人に教えるというコーチングスキルも養えました。

5年後の目標/
もっと遠い未来の夢

「ECMといえば京セラドキュメントソリューションズ」
と広く認知させることが目標。
グローバルに活躍する人材に成長したい。

当社の強みや機会を活かして、国内だけでなく、海外の顧客に対してもソリューションの提案からサービス提供まで一括してできるような人材に成長したいと思っています。当面は、当社の新規事業でもある「ECM」ソリューションを推進していくことで、この分野のプロフェショナルを目指します。そのために喫緊の課題と考えているのが、語学スキルの習得です。ECMは買収した海外企業の商材であり、また世界市場での展開を考えていますから、語学の習得は必要不可欠となります。英語研修などさまざまな機会を通じて、語学スキルの向上に取り組んでいます。私のような若手でも責任ある大きな仕事を任せてもらえる環境が当社にはあり、成長できるフィールドだということを実感しています。近い将来、「ECMといえば京セラドキュメントソリューションズ」と広く認知されることを目標に、ECMソリューションをけん引していきたい。遠い未来、その時代に求められる人材や商材などは、今とは大きく異なっているかもしれませんが、どんな時代でも培った知見や技術を活かし、お客様一人一人が抱えている課題に対して適切なソリューションを提供できる人材でありたいと思っています。

SCHEDULE

1日のスケジュール例

  • 8:45

    業務開始
    課で朝礼を行い、今日のタスクを確認・共有。業務での困りごとについても朝一番に相談する。
  • 9:00

    実装
    クライアントの要望に合わせて、ECM商材のカスタマイズ開発を行う。
  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    ECM商材トレーニング
    他部署に向け、ECM商材の開発方法についてトレーニングを実施する。
  • 14:00

    実装・評価
    引き続き実装を行い、成果物が完成したら期待通りにソフトウェアが動作するか確認する。
  • 16:00

    プロジェクト進捗報告会議
    案件開発の進捗状況を報告し、課題発見や情報共有を行う。
  • 17:00

    翌日の準備
    業務の振り返り、翌日行う業務を確認しておく。
  • 17:30

    業務終了

TOPICS

オフタイムの過ごし方

ステイホームの期間中、家で楽しめる趣味がいくつか増えたのですが、その中でも特に力を入れて取り組んでいるのがピアノです。昔からピアノ演奏を聴くのは好きで、youtubeなどで投稿されてる演奏動画をよく見ていたのですが、好きな曲を自分でも弾けるようになりたいと思ったのがきっかけでした。最初は楽譜も全く読めない初心者でしたが、電子ピアノを購入したのをきっかけに最近ピアノ教室に通い始め、徐々に簡単な曲が弾けるようになってきました。ピアノを弾いている時間は、心が安らぎ、日々のストレスの解消にも役立っています。今後は、発表会のような人前での演奏にもチャレンジしてみたいので日々練習に励んでいます。